少し前まで「ライター」と聞くと、新聞記者や雑誌の編集者といった職業の方がイメージされていました。
「文章を書くのは好きだけど、編集や記者になるのは違うかな」と感じる方も多いはずです。
一方で、最近ライター界で勢力を伸ばしているのが「ウェブライター」ではないでしょうか。

webライターってどんな仕事?
どれくらい稼げるの?
webライターになる方法は?
紙媒体の出版量が少なくなる一方で、web媒体の読み物は多くなっており、
それに伴ってウェブライターの需要も高まっています。
この記事の内容
・webライターの概要
・未経験からwebライターになった経験談
・webライターになる方法
この記事では、webライターに興味があり、具体的なことが知りたいという方のために、webライターの概要や現実、webライターになるメリットなどを解説していきます。
>>おすすめ記事:【未経験でもなれる】誰でも月5万円稼げるWEBライターの始め方
目次
webライターとは?

「webライターってそもそも何なの?」と疑問に思っている方も多いはずです。
まずはwebライターとは何なのか、どのような仕事をしているのか解説していきます。
webライターの概要
webライターとは、ニュースサイトや企業が運営するコーポレートサイトなど、
ウェブ上の記事を執筆している人のことです。
紙媒体での出版物は減っていますが、web上のコンテンツは年々増加傾向にあるため、ライターの需要が高まっています。

>>おすすめ記事:webライターの将来性や需要は?オワコン?現状と今後をデータから考察
webライターの種類

webライターと一口に言っても、種類があります。
どんなライターになりたいのか、あなたにはビジョンがありますか?
シナリオライター
動画や企業サイトに掲載する漫画などのシナリオを作成する仕事です。
読者の体験談を基にシナリオを作成することもありますが、自身で創作をするケースもあります。
皆さんも、テレビやネットの「本当にあった話」などを読んで
「いやいや、これは嘘でしょ!」と思わずツッコんでしまった経験はあるはず。
隠さずに言ってしまうと、嘘です。嘘松なんです…。
読者の感情を引き出す表現力に加えて、現実味のある設定を考え出す想像力が必要です。
取材ライター
その名の通り、取材対象者にインタビューをして、体験や想いを聞いて記事にまとめます。
例えば、就職支援サイトで採用担当者の声を聞いたり、会社にインタビューをしたり、
店舗や施設を取材したりといった仕事がこれにあたります。
取材対象と打ち解けるコミュニケーション能力、想いを聞いて本音を引き出す技術が必要です。
人の話を聞くのが好きな方に向いていると言えます。
セールスライター
商品やサービスを売る事に特化しているライターです。
例えば、メールマガジンやセールスレター、ランディングページの作成などは、セールスライターの主要な仕事です。
売上に直結し、利益を重視する仕事のため、単価が高かったり、成果に応じた報酬が受け取れたりするのが特徴です。
一方で、商品の魅力を的確に伝える文章力、人を惹きつける表現を生み出す創造力に加えて、
表現が法律に抵触しないよう医薬品、医療機器等を扱う場合は薬機法などを学ぶ必要があります。
コピーライター
コピーライターは広告のキャッチコピーなどを考えて、企業や商品、サービスを効果的にPRするライターのことです。
心に残っているCMのキャッチコピーは、誰にでもあるはずです。
ただ会社名や商品名を考えるだけではなく、企業価値やコンセプトを正確にユーザーへ伝えなければなりません。
想像力と創造力この2つを合わせて持っている人はコピーライターに向いています。
SEOライター
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で「検索エンジン最適化」という意味です。
その名の通り、検索した時に上位に表示されるような記事を執筆します。
SEOライターの中でも2種類のライターに分けられるので覚えておくといいでしょう。
2種類のライター
- 「柔らかい記事のライター」:ユーザーに共感してもらい、行動を起こさせる
- 「硬め記事のライター」:ユーザーにデータを基にした正確な情報を伝え、行動を起こさせる
例えば、
- 「柔らかい記事のライター」:結婚相談所のコラムなど
- 「硬め記事のライター」クレジットカードの還元率を比較する記事など
人によって文章には特徴があります。
柔らかめから硬めまで、自分の得意とする文章を把握しておくといいでしょう。
webライターの業務内容
前述した通り、webライターといえど業務内容はさまざまです。
- 企画案の作成
- 取材対象へアポイント
- インタビュー
- 写真撮影
- 文字起こし
- 執筆する内容の研究
- 競合他社の動向調査
- 記事の執筆
- 文章校正
- ウェブサイトへ公開する
少し考えるだけでも、こうした業務が思いつきますが、実際はもっと多くの業務が存在します。
ライターと聞くと「1人でもくもくと文章を書く人」というイメージがありますが、
実際はコミュニケーション能力が高くないと務まりません。
webライターの平均年収や収入
webライターは、フルタイムでばりばり仕事をこなす人から、短時間しか稼働しない方まで働く時間は人によって異なります。
例えば
「10,000字の記事執筆・1文字5円」
という仕事であっても、10,000字を1日で書ける人もいれば、書き終わるのに5日かかるという人もいるので、一概に年収が高いか低いかは判断できません。

求人ボックスの求人条件から割り出したライターの年収を見ると、
正社員で450万円、アルバイトなら時給1,038円ほどであることがわかります。
とはいえ、文章力や技術力、経験によって収入は異なってくるのであくまでも参考程度だとお考えください。
>>おすすめ記事:webライターの始め方!現役ライターが稼ぐまでの道のりを完全公開
webライターの現実と今後


webライターにはどんな人がいるの?
気になりますよね!
個人的に好きな現役ライターさんを紹介します!

webライターの現実
Twitterなどでwebライターとして現役で活躍されている方は多くいらっしゃいます。
今回は個人的に好きなwebライターの方々を紹介していきます!
- 面白くてクセになるヨッピーさん
- ライターを目指すならまずフォロー佐々木ゴウさん
- 異色のおじさまライター・いのきぶんいちさん
とはいえ、SNSなどでは『webライターで月収100万達成!その方法はこちら!』などと言って、高額なセミナーや情報商材を売りつける方もいるので注意してくださいね!
面白くてクセになるヨッピーさん
公式サイトを見て頂ければわかると思いますが、ライターでありエンターテイナーでもあるのがヨッピーさんです。
公式サイトの下に代表的な記事へ飛べるリンクが貼ってあるので、ぜひ読んでみてください。
ヨッピーさんの記事はとにかく「面白くてクセになる!」です。
例えばご本人が無人島に実際に行き「無人島でサバイバルチャレンジした」なんてことを記事にしています。
その内容は、笑える部分もあり文明の本質をついているような部分もあり…。
とにかく底知れぬ才能とパワーを感じる方です。
あとは「ご本人がとっても楽しそう!」というところがポイントです。
ライターは記事を執筆するのが仕事ですが、
自分自身が面白い・楽しいと感じながら仕事をする姿勢が一番大切なんじゃないかな〜と感じます。

ヨッピーさんは、Twitterのフォロワーも15.9万となっており、知っている方も多いのでは?
補足すると、ヨッピーさんのTwitterはライティングに必要な知識は特に発信しておらず、笑えるつぶやき多めです。
でも、たまに深いこと、大切な事をさりげなく発言されており、ライターに興味がなくてもフォローすると良いことがあるかもしれません。
ライターを目指すならまずフォロー佐々木ゴウさん
佐々木ゴウさんはライター組合を結成しており、ライターに興味がある方ならフォローしてみるといいかと思います。
佐々木さんが運営しているブログ「ゴウ・ライティング」は
ライター初心者が知りたい情報が多く記載されているので一度覗いてみるといいですよ。
文章の書き方やおすすめのグッズなどが紹介されています。
ライター組合は現在メンバー募集を行っていませんが、
本音を書くと「ライター組合でしか知れない極秘の超お得情報」みたいなものはありませんので、安心してください。

ライター組合に入りたいなぁ・・・
異色のおじさまライター・いのきぶんいちさん
いのきぶんいちさんは、ココナラのライター部門で長らくトップを独走している方です。
若い世代の方が目立つライター界ですが、いのきぶんいちさんは50代からライターを始めて活躍しています。
前述した佐々木ゴウさんは、ライターとしての基礎知識を広めており、
いのきぶんいちさんは再現性のあるライターのなり方をブログなどで発信しています。
「具体的にどうやってwebライターになったの?」と思っている方は、チェックしてみてください。

50代からライターで活躍できる!?
ライターの可能性は無限大ですね
webライターの今後
紙媒体の発行が少なくなり、ネットでの記事が多くなっている現在、webライターの需要は増えています。
例えば、求人サイトのindeedではライターの求人が1,005件あり、求人ボックスでは10,324件のライター求人が募集されています。※2022/01/24取得

最近では、AIでは大体不可能な仕事などが注目を集めていますが、
webライターなどのクリエイティブな職業はAIでは代わりが務まりません。。
最近は自動で文章を作成するプログラムもありますが、
やはり「自然な日本語」「わかりやすい文章」とは程遠いレベルに感じます。
そのこともあり、webライターという仕事はこれからも拡大していくと思われます。
Googleはユーザーの意見を尊重しているので
ライターは不滅です

>>おすすめ記事:webライターの必読本決定版?タイプ別に現役ライターがレビュー!
webライター のメリット・デメリット

webライターのメリット
人によって異なるかとは思いますが、個人的に感じているこの仕事のメリットを紹介します。
好きなことを仕事にできる
webライターになる方はそもそも「書くことが好き」な方ばかりです。
好きなこと=書くことが仕事にできるという点が最大のメリットだと思います。
私自身も、知らない分野を調べながら、楽しいこと、面白いこと、勉強になることを記事にしてまとめる仕事が大好きです。
情報に詳しくなれる
webライターの仕事をしていると、自分が全く知らないジャンルについての記事を依頼されることがあります。
婚活に関することや、投資に関すること、ファッションや美容に関することなどなど…。
自分が知らないジャンルについては、ネットの記事はもちろんですが、
TwitterなどのSNSの情報や、時には実際にそのジャンルに精通している人の話を聞いて記事にすることもあります。
そのため、自分自身の勉強になり、いろいろな情報に詳しくなれます。
自分の頑張り次第で収入が上がる
webライターの仕事は「1文字〇円」という仕組みです。
そのため、書けば書くほど、仕事をこなせばこなすほど、収入が上がります。
例えば、稼働時間が多い方は「1日に20,000字執筆!1文字5円なので1日で100,000円稼げます」という方もいらっしゃいます。
反対に、扶養内で働きたい方や稼働時間が少ない方なら「1日2,000字程度、1文字2円なので4,000円」という具合に調整も簡単です。
在宅ワークができるのも大きなメリットです!
-
-
在宅ワークとは?在宅ワークの種類や実態を調査しました!
2022/6/24 在宅ワーク
webライターのデメリット
時間の切り売り
仕事をこなせばこなすほど受け取る報酬がプラスになりますが、執筆するという作業の対価です。
そのため、書き続けないと報酬が発生しません。
例えば会社員の方は、有休や夏季休暇でも給与が出ますよね。
webライターの仕事は、正社員であればこうした福利厚生がありますが、
フリーランスや副業としてwebライターをしている場合は休むと報酬が出ません。
自由な働き方では決してない
webライターの仕事を紹介する記事には、ほとんどが「自由な働き方ができる」とありますが、そんなことはありません。
記事によっては「スマホ1台で簡単!月に〇万円の副収入!」と銘打っているところもありますが、正直な話それでは厳しいです!
webライターは、記事を執筆するだけでなく、slackやチャットワークといったコミュニケーションツールを通してクライアントとやり取りをします。
また、記事の納品方法もクライアントによって違います。
スマホ1台では最悪の場合、コミュニケーションが取れない、書いた記事を納品できないというトラブルがあるでしょう。
また、多くの記事を執筆するにはやはりパソコンでないと難しいです。
1日に何本も締切を抱えるほど仕事をするなら、ライター専用のキーボードを買わないと腱鞘炎・テニス肘といったケガのもとになります。
加えて、前述したように執筆して初めて報酬が出るので、仕事をしないと給与が出ません。
締め切りによっては、休日返上で仕事をすることもあります。
webライターの仕事をイメージすると「スタバでノートバソコン広げてチャッチャと仕事?」
と考える方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
少なくとも、私の周りのwebライターでこんな仕事をしている方はいません…。
自分の趣味のブログ記事を書いている間はカフェでのんびりしながら書く、という方は何人かいらっしゃいます。
報酬が高くなるには時間がかかる
先ほど例に挙げましたが
「1文字5円の条件で、1日20,000字執筆するから、1日100,000円受け取れる」
こんな単価になるには、スキルと経験が必要です!
必要なスキル
- 正確な情報を選び取るスキル
- 読者にわかりやすく文章を構成するスキル
- 締切を守る常識
- クライアントに「また依頼したい」と思ってもらえるコミュニケーション能力
などなど、さまざまなスキルが伴って単価5円、6円といった価格になります。
そのため、最初のうちは1文字0.5円など1円以下での仕事が多いです。
この時点で「何だよ、webライターって全然稼げないな」と辞めてしまう方が多くいます。

やっぱり、噂で聞くほど簡単な仕事じゃないですよね。
でもよく考えたら、どんな仕事もそうですよね!
新人が月収100万円なんてありえないですもんね。
webライター に向いている人・向いていない人

webライターに向いている人
書くことが好きな人
日記をずっとつけている、作文の授業が得意だった…こんな事で大丈夫です。
私自身は、大学時代に取った小論文の講義で教授に「きみはとにかく文章を書き続けなさい」と言われたのがキッカケでこの道に進みました。
小説は好きですが、自分で書くなんてできませんし、日記も別につけていません。
でも、文章を書く、そして相手に伝える!ということが大好きです。
文章を書くことが好き、得意、という方はこの仕事に向いていますよ。
勉強・リサーチが好きな方
当たり前ですが、間違った情報を記載するwebライターは二度と依頼してもらえません…。
依頼が来たジャンルをリサーチして、正しい情報をしっかりと記事にできる方、調べることが苦ではない方はwebライターに向いています。
ネットの記事を読んだ時に「そうなんだ!」ではなく
「本当かな?ちょっと自分でも詳しく調べてみよう」と思うような方はぜひwebライターになってください!
一般常識がある方
「何のこと?」と思われるかもしれませんが、ライターに限らずイラストレーターなどのクリエイティブ職で、
無責任で杜撰な仕事をする方や、コミュニケーション能力にやや難のある方にお会いすることもあります。
あくまで個人的な意見ですが…。
私が仲良くしている編集部の方が体験した具体的な事件をいくつか紹介します。
- 「納期直前に音信不通になる」
- 「コピペ文章を堂々と納品」
- 「プログラムが作成したの?と疑いたくなるような不自然な日本語の文章を納品してくる」
- 「依頼した内容と全く異なる内容の文章を納品する」
- 「記載されている情報は公式サイトと全く異なる、引用元の記載がない」
などなど、一般常識に欠けた方クリエイティブ職とのトラブルは枚挙にいとまがありません。
当たり前ですが、こうしたライターには二度と依頼が来ません。
一般常識のある方、ぜひ一緒に頑張りましょう!
webライターに向いていない人
書くことが好きではない
webライターは書くことが仕事ですから、文章を書くのが苦手な方はwebライターに向いていないかと思います。
仕事をしても苦痛だと思うので、絶対に止めた方がいいです。
勉強やリサーチが嫌い
何かを調べるのが苦手、取材が苦手、読者に本当のことなんて伝えなくていい…
こうした方もwebライターには向いていないかなと思います。
私の友人に医療系情報誌の編集をしている方がいます。
ある時、看護師兼webライターの方に「糖尿病について」という記事を依頼したそうです。
そして納品された記事が「事実と異なる内容」が記載されており困った経験があるそうです。
本人にしっかり調査をしたのか確認したところ「自分は看護師だが糖尿病については知らない。
ネットの記事を参考に書いた」と開き直られたそうで…。
「ネットの記事を参考にするのはいいんだけど、きちんと裏付けを取ってほしかった」と嘆いていました。
このように、勉強・リサーチが嫌いな方はwebライターには向いていないかと思います。
楽に稼ぎたい
前述した通り、webライターという仕事は執筆した分だけ報酬になります。
そのため、稼ぐためには仕事量をこなさなければなりません。
あなたは、1日に何字くらい書けそうですか?
文章を書くことが好きで、執筆が苦ではなければ徐々に文章量もこなせるようになるかと思うので良いのですが、
文章がそもそも得意ではなく、リサーチも嫌いとなると、webライターになるのは諦めた方が良いと思います。
未経験からwebライター なった経験談

私の体験談
未経験からwebライターになり、現在もご活躍されているなぎさやさんに体験談をお伺いしました。

1・全くライターとは関係ない仕事をしていた
私の体験で恐縮ですが、私は本来ライターとは全く関係のない仕事をしていました。
ですが、心の中にずっと大学時代の恩師に言われた「きみは文章を書き続けなさい」という言葉が胸にあり「文章を書く仕事をしたいな〜」と考えていました。
恩師はライターの才を見抜いていたのですね

2・クラウドソーシングサイトの存在を知る
そんなある時、クラウドワークスやランサーズといったサイトを知りました。
ライターやイラストレーターといった方が登録して仕事をもらう場所と知り、
副業的な気持ちで登録してライターとしてデビュー(と言っていいのだろうか?)しました。
まずは、行動(登録)することが大事ですね

3・半年くらいは1文字0.5円
本業の仕事の合間に、1文字0.5〜1.5円円の仕事に応募して、ブログ記事の作成を手伝ったり、化粧品の紹介文を書いたりする仕事をしていました。
webライターの仕事に割く時間もあまりなく、単価も低かったので月の収入は「5000円〜20,000円」くらいでした。
隙間時間でコツコツ執筆されていたんですね

4・あるクライアントさんと出会う
1文字0.5円〜1.5円ほどの単価でしたが、もともと書くことが好きだったのでライター業は楽しかったです。
半年ほどたったある時、1文字1.5円で受けた仕事のクライアントが2度目の納品で「あなたの記事だったら1文字3円出しますよ」と仰ってくれたのです。
ここから一気に流れが変わりました。
そのクライアントから別の企業を紹介してもらい、1文字2円〜5円の仕事が入ってくるようになりました。
その時「webライターに、なる!」と心に決めました。
実績を積み重ねることで案件単価も上がって行ったのですね

5・そして現在
ありがたいことに、現在はwebライターとして生計を立てています。文字の単価は1文字1円〜6円まで幅広いです。
単価が低いクライアントは納期や内容に融通をきかせてくれる方が多く、反対に単価の高いクライアントは内容も納期も厳格です。
単価の高いクライアントだけだと息がつまりますし、反対に単価の低いクライアントだけでは生計が成り立たないのでバランスが大切…だと思います。
補足すると、読者様が気になる収入ですが、月に15万円くらいの時もあれば30万円くらいになる時もあります。
私の稼働時間は平日の午前10時〜15時までと短めなので、個人的には満足です。
もちろん、フル稼働できる方ならもっとたくさんの収入が望めますよ!
要は書いた分だけなので、休めば報酬も減りますし、たくさん仕事ができた月は報酬も多くなります。
webライターの働き方は裁量権がありますね

6・気になる確定申告は?
前述した通り、クラウドソーシングサイトで副業をしていた時は収入が5,000円〜20,000円だったので確定申告の必要がありませんでした。
副業収入が年間20万以下の場合は確定申告の必要がないので、その点は安心してください。
20万円を超えたら、もはや私のように本業にして良いと思います!
ありがとうございます!
未経験からwebライターになる道筋が
具体的にイメージできました

webライターになる方法

必要なスキル
webライターに必要なスキルは特にありません。
一般常識と必要最低限のコミュニケーション能力が必要だと思います。
前述した通り、必要最低限パソコンスキルが必要です!
たまに「スマホ1台でライター!」的な表現もありますが、
スマホだとクライアントから提示された資料が展開できなかったり、納品しても「記事が開けません」と言われたりしてトラブルの原因になります。
スマホしかないという方も、webライターになるならパソコンを買ってくださいね!
必要な資格
webライターに関する資格は多くありますが、特に必須のものはありません。
WEBライティング技能検定
クラウドソーシング各社で運営しています。6,000円で受験できるので手軽です。
合格すると、クラウドソーシング各社からクライアントを紹介してもらえるなど特典があるところも。
気軽に受験できるので腕試しにトライしてみてください。
似たような資格で「Webライティング能力検定」がありますが、
こちらは「一般社団法人日本WEBライティング協会」が運営しており、受験費用も13,500円と高額です。
とはいえ、これらを受験したからと言って受注率が良くなるというものではないので覚えておいてください。
【最短最速で月5万円稼ぐWebライティング講座】Webライターに必要なスキルが全て詰まったオンライン講座ファイナンシャルプランナー
金融系の記事を執筆したいなら、ファイナンシャルプランナーの資格を取得しておくと良いでしょう。
3級程度なら簡単に取得が可能です。
対応案件の幅が広がりますね!

日本化粧品検定
美容ライターを目指しているなら、日本化粧品検定の資格があると応募の時に目立てます。
オンラインで受験できるので手軽です。
食生活アドバイザー
健康に関する記事や、食に関する記事を執筆できるライターを目指しているならこうした資格を取得すると良いでしょう。
一番大切なのは実体験!
いろいろな資格を紹介しましたが、一番は実体験です。
例えば、仕事をしたことのない主婦の方に

FP3級を取得したから、投資については何でも聞いてよ
と言われても、相談する気になる方はいないでしょう。
一方で、同じ方に

節約しまくって、3年で1000万も貯めたのよ
と言われたら、節約術を聞きたくなるものです。
他にも

メルカリで月に20万を売り上げているから、メルカリ関連なら何でも聞いて
と言われたら、
メルカリに関するハウツーを教わりたくなりますよね。
このように、資格より「自分の実体験」がライターになるために一番大切な資格だと、私は思います。
経験
一番大切なのは実体験と書きましたが、それにはいろいろ経験してみることです。
- 就職や転職
- 社内での異動といった社会生活
- ブログを運営
- 動画投稿
- 何かの専門スクールやオンライン講座を受ける
- その他口コミや感想を記事にする
いろいろな事に興味を持ってみる、そして経験してみてください。
webライターになるためにやっておくべき準備

現役Webライターおすすめの本
記者ハンドブック・一般社団法人共同通信社
ライタ―以外でも、文字起こしなどをする方や校正者、編集者の方まで幅広く需要のある本です。
ネットの記事ではあまり追求されませんが、1文字5円以上になると、漢字の「ひらきかた」にまで細かいチェックが入ります。
例えば「時」という文字。
名詞として使用する場合は「書き入れ時」で良いのですが、形式名詞として使う場合は「行けないときは連絡する」というようにひらいて使用します。
書いていて「この漢字はどう表記するんだっけ?」という時は、これを開きます。
また、レギュレーションに「記者ハンドブックの書き方に準拠する」と記載があるクライアントもあります。
補足すると、これはカジュアルなブログ記事なので記者ハンドブックに準拠した文章ではありません。
迷わず書ける記者式文章術・松林薫・慶應義塾大学出版会
webライターになるなら、必携の一冊です。
元・日本経済新聞の記者が書いているので「速く」「正確に」「わかりやすく」書く秘訣が記載されています。
「文章を締めるための表現」や「わかりにくい文章になっていないか」といった内容が展開されており、
ビジネスでの硬め文章から、エッセイまであらゆる種類の文章に通じています。
沈黙のwebライティング・松尾茂起・エムディエヌコーポレーション
「軽く読めるものを探してる」という方なら、こちらの一冊がおすすめです。
筋肉ムキムキの「ボーン・片桐」が「成果を上げるための文章の書き方」を指南してくれます。
本がストーリー仕立てになっており、会話形式も多いのでスラスラ読めるはず。
表紙を見ると「ふざけてるの?」と疑ってしまうかもしれませんが、中身は大真面目です!
何度も読み直して、クスッと笑ってリラックスしたり、初心に戻ったりしています

webライターの求人

通常の求人サイト
indeedなどで「ライター」と検索するだけでも、募集を見つけられます。
とはいえ、こちらはやはり正社員など拘束時間が長く、勤務場所が限定されている場合もあります。
副業で試しにやってみたいという場合は、クラウドソーシングサイトやココナラがおすすめです。
クラウドソーシングサイト
ランサーズやクラウドワークスにライターとして登録し、1文字0.5円くらいの低単価のものを受注してみてください。
一方で、クラウドソーシングサイトには、悪質な業者もいるので要注意!
こんな業者は、トラブルに巻き込まれる可能性があるので募集があっても応募しないようにしましょう。
・募集の単価とテストライティングの単価が大きく異なる
→例えば「テストライティングは1文字0.5円。正式に採用後は1文字3円」というような募集は絶対NG!
延々とテストライティングさせられた後に、音信不通になるケースもあるでしょう。
・単価が書いておらず、計算すると1文字0.5円以下
→例えば「1記事5000円!」という募集条件なのに、
よく見ると「1記事20000文字」なんて小さく記載されているケース。1文字いくらだ!?
・外部の取引ツールに誘導して直接取引を持ち掛ける
→こういう業者、たまにあるんですが100%報酬は支払われないです。
直接取引は必ず何度かサイト経由で取引して信頼関係を築いてから。
仮払い前にZOOMなどで納品を促されたら、即運営に連絡してください!
クラウドソーシングサイトは正直に言うと、募集をかけている業者はちょっと素性があやしいです。
ですが、クラウドソーシングサイトが運営しているライターサークルに入れると、高単価の案件を紹介してもらえたりするので、半年〜1年を目安にコツコツ仕事をこなしていきましょう。

ココナラで出品してみる
ココナラは自分のスキルを売るマーケットです。
ライターとして登録して「1文字0.5円で書きます」とキャッチコピーをつけてみてください。
お仕事の依頼が来ると思います。
ポイントは相場より少し下にすること!
1文字2円3円ではさすがに難しいですが、0.5円であれば個人のブログ記事を手伝って欲しい方から相談が来ると思います。
クラウドソーシングサイトは自分で応募する必要があり、応募した後に採用されないと仕事になりません。
ココナラは店舗を構えて、お客さんが来るのを待つ形式なのでハードルが低いです。
無料会員登録してサービス内容を見る

とりあえず登録して、出品だけしてみようかな
現役webライターの声

最後に、Twitterなどでwebライターとして活躍している皆さんの声をお届けしたいと思います。
webライターになるにはどうしたらいい?


webライターになりたいんだけど、どうしたらいいの?
こんな風に考えているなら
悩んでる暇があったら、YOU!
webライターになっちゃいな!

と答えます。
webライターになるのに、資格やスキルは必要ありません。
必要なのは「文章書くのが好き!」という気持ちだけ!
というのも、誰でも経験があると思うのですが…
何かを検索してネットの記事を読んだら「わかりにくい文章だな~」とか
「これちゃんと調べてないよね?」とか
「こんなものを記事にしてネットに載せるな!」と思った事、ありませんか!?ありますよね?
「これなら自分が書いた方がまし!」
こんな風に感じた経験があるなら、あなたもレッツwebライター!
悩んでる時間がもったいないですよ。
まずは一歩、踏みだしてみましょう!
おすすめのWebライター講座
FAQ
この記事を書いた人
- WEBマーケティングコンサルタント
-
【現役在宅ワーカー】
在宅ワークを活用し、在宅lifeを設計中
「新しい時代の働き方を考える」
家を中心とした生活をより豊かにする
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