リモートワークが推進され、在宅ワークで働く方が増えています。
とはいえ、職種によっては在宅ワークでの勤務が困難な場合もありますよね。
自分は毎日出社している
毎朝の通勤がしんどすぎる
家で音楽を聴きながらのんびり仕事がしたい
在宅ワークは本当に魅力的ですよね!
でも、本当に在宅ワークはずるいのでしょうか?
この記事の内容
・在宅ワークがずるい3つの理由
・在宅ワークがずるくない理由
・在宅ワークに向いている人の特徴
・在宅ワークをするための対策方法
この記事では在宅ワークをずるいと感じてしまう方に向けて、
在宅ワークのメリット・デメリット、向いている人などを体験談を込めて紹介していきます。
メリットばかりと思われがちな在宅ワークですが、実はデメリットや不満があるのも事実です。
在宅勤務・テレワークをずるいと感じる3つの理由【体験談】
在宅ワークがずるいと感じてしまう理由は何でしょうか?
在宅勤務がずるいと感じる理由は主に3つ
- 自由な働き方に憧れを持つから
- ストレスがなさそうだから
- さぼりやすそうだから
「在宅ワークをずるいと思ってしまう自分は嫉妬しているのかな?」
このように不満を感じる自分を責める必要はありません!
在宅ワークが困難な職種であれば、在宅ワークをずるいと感じてしまうのは当たり前です。
理由を詳しく見ていきましょう。
自由な働き方に不公平を感じてしまう
在宅ワークは自由に働ける、と感じてしまうものです。
出社して仕事をする場合、通勤・退勤に時間を取られますし、出社している間は家事などはできません。
私自身も、在宅ワークをしている現在は電車の時間を気にせず朝食をとり、
午後に仕事が一段落した時はUberEatsでコーヒーとケーキを頼んでのんびり読書を楽しんだり
時間を自由に使っています....。
在宅ワークならではのメリット
- 空いた時間でスキルアップなどの自己投資
- 掃除や洗濯など家事
- お昼寝、休憩時間の確保
もちろん仕事が一段落すれば、昼寝をすることだってできるのですから、出社して仕事をこなさなければならない身としては
家にいながら仕事ができて、家事もできるなんて良いよな~
と不公平感を持つのは当然ではないでしょうか。
ストレスから解放されるから
在宅ワークの場合、出社するストレスがありません。
通勤時間もありませんし、満員電車に乗る必要もありません。
社内の人間関係に気をつかうこともないので、そういったストレスからは解放されています。
特に社内の人間関係に日々精神をすり減らしている方にとっては、在宅ワークは天国のように感じて「ずるいなぁ」不満を感じてしまうのではないでしょうか。
在宅はさぼりやすいから
真面目に仕事をしている方が大半ではありますが、在宅ワークはさぼりやすいです。
上司や同僚の監視の目がないので自由です。
パジャマで仕事をしていてもいいし、歌を歌いながら仕事をすることも可能です。
決まった仕事が終われば自由時間ですから、YouTubeを見たり、VODで気になる映画やアニメを見たりできます。
私自身も「今日は仕事を早く終わらせてゲームするか!」とさぼっている日があります…。
出社して残業しながら仕事をこなす方には本当に腹の立つ存在だと思います。
すいません....
在宅勤務・テレワークはずるくない!その理由は?【体験談】
在宅ワークのメリットばかりを記述してしまいました。
「やっぱり在宅ワークはずるい!」と感じられたかと思います。
ですが!在宅ワークには、在宅ワークならではの苦労もあるのです。
- 仕事が楽だと勘違いされる
- ストイックさが問われる
- 孤独…
- ワークライフバランスが乱れる
上記の在宅ワークが実はずるくない理由について、詳細に説明していきます。
仕事が楽だと勘違いされる
在宅ワークは、家で仕事をするので「仕事が楽そう」と勘違いされやすいです。
当たり前ですが、在宅ワークだろうと出社しての勤務であろうと疲れるものは疲れますし、大変な作業は大変な作業で変わりません。
ですが、単に「在宅ワーク」というだけで「楽してる」と思われるのは悲しいことです。
特に、自身は在宅ワーク、恋人などパートナーが出社勤務している場合は要注意!
一日家にいたんだから、このくらいやっておいてよ!!
なんて、「家にいる=仕事してない」くらいのイメージを持たれてしまうことがあります。
私たち、確かに一日家にいるけど、仕事しているんです!
自己管理能力が問われる
他にも、自制心との戦い、時間管理能力などストイックさが問われるのも、在宅ワークならではデメリットと思います。
在宅ワークは「完全成果主義」ですから、主体性が問われます。
自分自身で時間を管理して「今日はこれとこれを片付けて、明日はこうしよう」と計画を立てて仕事時間をコントロールしないと、仕事ができません。
在宅ワークになって仕事量が減り、給料も減った…なんて悲劇もうまれます。
孤独感
私の友人は、在宅ワークになってから「軽度の鬱」と診断されました。
というのも、在宅ワークは本当に誰とも話さないから…。
特に今は、新型コロナウイルス対策として飲み会や食事も制限されているため、親しい友人や家族とも会えない日が続いていますよね。
そうすると、コミュニケーションがなくなります。
あれ?今日誰とも口きいてないや
と日々も、長く続くと孤独に苛まれるようになるんです。
「あれだけ疎ましかった社内コミュニケーションが、今となっては本当に懐かしい」という声もチラホラ聞かれるのもまた事実。
失って初めて、嫌だと思っていた上司や同僚との無駄話が大切な息抜きになっていたことに気付くかもしれません。
ワークライフバランスが乱れる
家で仕事ができるのはメリットですが、その分職場が自宅になり、私生活と仕事の境界線がなくなるのもデメリットです。
仕事とプライベートの区別がつかないので、オン・オフが切り替えられません…。
例えば、お昼を食べようとしていた時に仕事のメールが来たり、仕事を終えようとしたときに作業を依頼されたり…
家にいるのに落ち着かない!となる時が多々あります。
逆に、会社に出社している場合は帰宅すると「ほっ、やっぱり我が家が一番」なんてリラックスモードになるもの。
在宅ワークは、このリラックスモードが失われてしまいます。
下手すると、土日や祝日にも終わらなかった仕事や新しい作業をしなければならず「あれ?今週なんだかんだ言って、ずっと仕事してるんだが?」なんてことになります。
在宅勤務・テレワークが向いている人の特徴
私自身の体験談を踏まえて、在宅ワークのメリット・デメリットを紹介してきました。
在宅勤務やテレワークは一見楽そうですが、確実に「向き・不向き」があります。
個人的に「在宅ワークが向いている」という人の特徴を紹介します。
一人でも平気な人・誰とも話さなくても平気な人
在宅ワーク仲間と話していて、在宅ワークの一番の壁は「孤独」にあると思います。
前述した通り、孤独が極まって軽度の鬱と診断された友人がいるためです。
週末の2日くらいであれば、誰とも話さなくても平気!という人は多いはず。
ですが、それが数日、数週間と続くと孤独を感じて心が暗くなり、思考もマイナスになってきます。
今週、誰とも話してないよぉ〜
そのため、一人でも平気という人は在宅ワークに向いていると思います。
自分から仕事を見つけてこなせる人
在宅ワークは完全成果主義です。そのため、主体性をもって仕事をしないと収入が下がります。
在宅ワークになったら仕事量が減り給料も減った…では意味がありません。
自分の働き方のスタンスを見返しましょう。
自分から仕事を探して、スケジュール管理をしながら作業をこなせる人
指示がある方が働きやすいタイプの人
言語化が得意な人・まめな人
在宅ワークでもテレワークでも、対面での仕事はありません。
その代わり、チャットワークやメールなどのやり取りが増えます。
ここで大切になるのが2つです。
- 自分の考えを言語化して相手に伝えること
- まめに返信をすること
こうしたコミュニケーション能力が欠けている場合、在宅ワークでは後々のトラブルにつながりやすくなります。
また返信が遅いと、先方から「わかったの?わかってないの?」と不満を買い、クレームなどになるリスクもあるので注意しましょう。
自己管理能力がある人
真面目に仕事をしている人が大半ですが、在宅ワークは…正直さぼろうと思えばさぼり放題です。
そのため「気分転換にちょっとゲーム」と始めたら、ゲームに何時間も費やしていた…
というように自分に甘い人は在宅ワークには不向きです。
私では、ありま.....せん.....!
「30分だけゲームをして、また仕事を再開しよう」と計画をたてたら、その通りに実行できるストイックな人でなければ在宅ワークは務まりません。
在宅勤務・テレワークをするためにできる対策方法は?
「やはり自分は在宅ワークに向いている!」と感じたら、必要なハードルは多くありません。
在宅ワークをするためにできる対処法をご紹介します。
まずは自分の会社や職種が在宅ワークに対応しているかを考えてみてください。
在宅勤務できる企業・職種の対策方法
在宅ワークをすでに取り入れている企業であり、職種や会社のシステムの問題で在宅ワークが出来ない場合の対策法を紹介します。
上司に相談する
まずは上司に在宅ワークをしたいと相談してみましょう。在宅ワークが可能な職種へ移動を申し出るのも有効です。
労働組合や人事部に相談
「上司はそこまで頼れる人じゃないんだよね」という場合は、労働組合や人事部などに相談してみましょう。
新型コロナウイルス対策でリモートワークを取り入れましょう
働き方を改革して、生産性を高めましょう
といった切り口であれば、意見を聞いてもらえるかもしれません。
とはいえ、リモートワークを導入するには初期投資が必要です。簡単に実現できるものではありません。
会社の規模などによっては、在宅ワークのシステムを導入する余裕のない場合もあるので覚えておきましょう。
在宅勤務できない企業・職種の対策方法
在宅勤務ができない企業や職種の場合、思い切って転職してみるのも有効です。
在宅ワークをするためには、業界が重要なポイントになります
私自身もIT業界に転職をし、在宅ワークになりました
個人的な体験として、在宅勤務ができる業界・職種の代表的なものを紹介します。
- ライター・編集者
- プログラマー
- システムエンジニア
- Webマーケター
- Webデザイナー
- カスタマーサポート
- 営業
- 事務・オペレーション業務
こうした職種は在宅ワークと相性がいいので、転職を検討してみてもいいでしょう。
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在宅ワークはずるい?メリット・デメリットを知って自分に合っているか理解しよう
自分は会社に出社して仕事をしているのに、在宅ワークはずるい!
毎日出勤して仕事をこなす方であれば、こうした不満を感じるのは当たり前のことです。
とはいえ、
一見すると楽そうな在宅ワークでも、メリットもデメリットがあり、向いている人と向いていない人がいるので要注意。
「何となく在宅ワークは楽そうだから」と在宅ワークを始めても、自分に向いていない働き方では長く続けられません。
この記事を読んで、自分に在宅ワークが向いているかどうか、自分自身を見つめなおしてみてください。
自分には在宅ワークが向いている、と実感したものの、会社の事情でリモートワークができない環境であれば、思い切って転職してみてもいいでしょう。
自分の理想とする生き方に近づくためにも、一歩踏み出してみませんか。